長期間の滞納経験があったり、自己破産等の経験があったりすると、しばらくクレジットカードの審査に通れなくなります。どのクレジットカードに申し込んでもダメなので、「ブラックリスト入りした」などと言われます。
このような人でも、プリペイドカードやデビットカードなら発行できることがあります。しかしこれらのカードでは、格安SIMや月額課金制のサブスクサービスを利用できないことがよくあります。つまり、クレジットカードの完全な代わりにはならないのです。
そこでおすすめしたいのがデポジット型クレジットカードです。このカードは発行にあたって保証金の入金が必要になりますが、その代わり審査が甘いためブラックの人でも発行できる可能性があります。
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嬉しい!クレヒス積める!!— つらみちゃん😇詐欺に遭い破産 (@pL0ZvvCYj9Nh3tX) May 28, 2024
もちろん保証金が必要になること以外は通常のクレジットカードと変わらないため、格安SIMやサブスクサービスも利用可能です。
デビットカードやプリペイドカードに加えて、このデポジット型クレジットカードについても詳しく解説していきます。
クレジットカードを持っていない人にすすめる代わりのカード
クレジットカードを持っていない場合、代わりに使えるカードとしてデビットカードやプリペイドカードがあります。これらのカードは発行にあたって審査が行われないことがほとんどです。
また、先の通りデポジット型クレジットカードという選択肢もあるので、この3つをそれぞれ紹介していきます。
デビットカード:ほぼクレジットカード
デビットカードは、クレジットカードと異なり、銀行口座から即時に引き落とされます。つまり銀行口座の残高の範囲内でしか使うことができません。
また、発行にあたって審査が行われないことが多く、年齢条件さえクリアできていれば誰でも持つことができます。
地味なメリットなのが、種類が多いことです。クレジットカードと同じように高い還元率のカードがあったり、空港ラウンジを利用できるなど特典がついてくることもあります。
プリペイドカード:審査なしで発行可能!使いすぎ防止に最もおすすめ
プリペイドカードは、事前にチャージした金額内で利用できるカードです。使いすぎ防止効果の高いカードだと言えます。
こちらは審査なしで発行できるだけでなく、本人確認書類すら不要なものが多く、手軽に利用できる点もメリットです。
また、バンドルカードやKyashなどはアプリから申し込むことができ、カード情報がアプリ内に作成されます。いわゆるバーチャルカードで、すぐにカード発行できます。その代わり、実物のカードを発行する場合は手数料がかかるケースがほとんどです。
デポジット型クレジットカード:審査が甘い!特殊なクレジットカード
デポジット型クレジットカードは、事前に保証金を預けることで発行される特殊なクレジットカードです。デビットカードやプリペイドカードとは違いあくまでもクレジットカードなので、クレカ決済ができる全てのお店で利用できます。
保証金は解約時に返却、もしくは残高不足で引き落とされなかった場合に使われます。このように保証金があることでカード会社としては安心して発行できるため、一般的なクレジットカードよりも審査が甘く、ブラックの人でも発行できる可能性があります。
また、保証金はそのまま限度額となります。例えば5万円入金した場合は限度額5万円のクレジットカードとして使えるようになります。あくまでも保証金なので、プリペイドカードと違って利用の度にこの残高が減るわけではありません。
デメリットなのは年会費が高額な傾向にあることです。デポジット型ライフカードなんて年会費5,500円(税込)もします。通常のライフカードは年会費無料なのに、です。
ただネクサスカードなら年会費1,375円(税込)+発行時に550円(税込)の発行手数料がかかるだけでなので、ネクサスカードを発行することをおすすめします。
カード名 | ネクサスカード |
デポジット型ライフカード |
---|---|---|
年会費(税込) | 1,375円 | 5,500円 |
発行手数料(税込) | 550円 | 無料 |
最低入金額 | 5万円 | 3万円 |
ポイント還元率 | 0.5% | 0.5% |
Apple Pay | × | ○ |
Google Pay | × | ○ |
主な特典 | なし | 誕生月ポイント3倍 |
クレジットカードを作っておいた方が便利
クレジットカードを作れるのなら、作っておいた方が良いです。クレジットカードを持ってないと後々色々と面倒なことになる可能性もあるからです。その辺解説していきます。
デビットカードもプリペイドカードも完全なクレカの代わりではない
例えば格安SIMの多くははクレジットカードでしか払うことができません。デビットカードやプリペイドカードの情報を入力しても登録できないのです。このように、デビットカードやプリペイドカードはクレジットカードの完全な代わりになるわけではありません。
クレジットカードがないために、契約したいサービスが利用できない可能性がるため、やはりクレジットカードを契約しておいた方が良いでしょう。使いすぎを防止したいなら、普段の買い物はデビットカード等を使い、クレジットカードはサブスク契約専用として使い分ければ良いだけです。
クレジットカードを持ってない=おかしいとみなされる
クレジットカードは利用することで信用を築くことができます。逆にクレジットカードがないと、信用がないのでさまざまなサービスの契約時に審査に落ちてしまう恐れがあります。これはいわゆる「クレジットヒストリー」と呼ばれるものです。
20代ならクレジットカードを持っていないことも理解できますが、40代50代でクレジットカードを持っていないと、かなり怪しまれます。だからこそ、普段使いしないにしてもクレジットカードを契約しておくことで、将来的にトラブルが発生することを防げると言えます。